林眼科病院

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病名と症例

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病名と症例

白内障

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 白内障について

◆白内障とは

人間の目の中には水晶体という、カメラの構造に例えればレンズの役割をしている部分があります。水晶体の役割は、カメラのフィルムに当たる網膜という部分に、外界からの光線を直通させると共にそこにピントを合わせる働きをしています。

このようにして網膜で得られた情報が脳へ伝達させることによって、外界の物を見るという仕組みになっています。

しかし白内障になると、本来、透明であるはずの水晶体に混濁が生じるために、外界からの光線がうまく網膜に伝達されなくなってしまいます。その結果として、かすみ・ぼやけ・まぶしさなどの症状を自覚するようになり、次第に視力低下も進行します。

このようにして白内障になると見えづらくなるということになります。

白内障の原因としては、年齢と共に進行していく加齢性のものの割合がほとんどですが、中にはアトピー性疾患、糖尿病などの全身疾患、高度近視、薬物使用(ステロイドetc)などにより比較的若い年齢で進行するものもあります。
                      
 

◆検査・診断

視力検査 ・・・どの位、視力が落ちているかをチェックします。

細隙灯検査・・・どのタイプの白内障で、どの程度進行しているのか手術の際に、難しい条件となる部分などをチェックします。

眼底検査 ・・・白内障以外に視力低下の原因がないかどうかをチェックします。

手術適応を決定


         

                   白内障手術前                                 術後

◆治療

(手術となった場合)
① 手術時、使用する眼内レンズの度数を決定するため、角膜形状検査と超音波検査を施行します。

② 手術自体についての説明を行い、手術のリスクについても理解して頂いた上で、インフォームドコンセントを得ます。

③ 糖尿病の場合、高血圧などの内科的疾患の精査をし、手術自体か、全身的に問題がないかどうかをチェックします。

④ 当院では月曜日から金曜日までの午前・午後、全て手術を行っていますので、空きがあればご希望の日程で手術日を決定できます。入院手術・外来手術共に可能ですが、目の状態により入院手術をお勧めする場合があります。

白内障手術について

通常の症例

白内障手術は特殊な症例を除き、局所麻酔下にて行います。手術は2-3mm程度の切開創を作成し、中身のみ超音波で破砕し、処理します。残った袋に中に眼内レンズを入れて手術を終了します。

特に難しい点がなければ、手術時間は5~10分程度です。       
ほとんどの方は小切開手術で対応できています。                   






                                          
 特殊な症例
水晶体核が硬い場合
白内障が極度に進行して、水晶体核が非常に硬くなっている場合、超音波で処理が難しいことがあります。
この場合、10mm程度の大きな創を作成し水晶体を娩出します。(水晶体嚢外摘出術)


 

水晶体の支えが弱い場合、チン小帯脆弱断裂例 

水晶体を支える組織として、チン小帯というものがあります。落屑症候群(PE)、外傷歴などがある場合、このチン小帯が弱くなっていたり、断裂していたりする可能性があります。

その場合、水晶体嚢自体の固定が悪くなるために、嚢自体を摘出し、眼内レンズは眼球に縫い付けることがあります(眼内レンズ縫着術)。手術操作が多いため、手術時間が長くなります。





 

 


 

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