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◆加齢黄斑変性とは
眼底の網膜の中心部を黄斑といいます。黄斑は視力が最もでる大事な部分です。黄斑下の脈絡膜に、加齢によって新しい血管(脈絡膜新生血管)ができる病気を加齢黄斑変性症といいます。新しくできる血管は未熟なため強い水漏れや出血を起こします。水漏れや出血が黄斑に起こった場合には、視力が著しく下がります。加齢黄斑変性症は発病すると1~2年で視野の中心部が見えなくなる非常に予後の悪い病気です。今でも決定的な治療法はありませんが、色々な治療を組み合わせて、進行を防ぐことができるようになりました。
◆検査・診断
◆治療
以上のように、近年は光線力学的療法やVEGF阻害剤の注入などの治療法があり、ほとんどの患者さんに効果が認められます。ただし、どの治療も大きく視力を改善するものではなく、視力を維持して、失明を防ぐための予防的な治療です。さらに重要なことは1回で終わりというわけではなく、再発を予防するために、何度も治療が必要ということです。
◆加齢黄斑変性とは
眼底の網膜の中心部を黄斑といいます。黄斑は視力が最もでる大事な部分です。黄斑下の脈絡膜に、加齢によって新しい血管(脈絡膜新生血管)ができる病気を加齢黄斑変性症といいます。新しくできる血管は未熟なため強い水漏れや出血を起こします。水漏れや出血が黄斑に起こった場合には、視力が著しく下がります。加齢黄斑変性症は発病すると1~2年で視野の中心部が見えなくなる非常に予後の悪い病気です。今でも決定的な治療法はありませんが、色々な治療を組み合わせて、進行を防ぐことができるようになりました。
◆検査・診断
加齢黄斑変性では定期的に通院・検査を受けることが大事です。出血などの変化が現れることがあるからです。①OCT・・・黄斑の網膜の形状を視覚的に確認することができます。痛みなどの浸襲はありません。加齢黄斑変性の経過を見るのに大変有効な検査です。
②蛍光眼底造影検査・・・網膜や脈絡膜の血管の状態、新生血管の状態を調べることができます。腕の血管から造影剤を注射して、眼底カメラで血流の様子を調べます。造影剤として、フルオレセインやインドシアニングリーンを用います。まれに、吐き気やアレルギー症状を起こすことがあります。
◆治療
①光線力学的療法(PDT)光に感受性の高い特殊なビスダインという薬剤を点滴すると、脈絡膜の新生血管に貯まるため、そこに特殊なレーザーを優しく当てると、網膜は焼けずに、網膜下にある脈絡膜の新生血管が閉塞するという治療です。この方法は、加齢黄斑変性の一部の症例には有効とされている治療法です。しかし、初回は2日間の入院が必要で、治療後一時的に見えにくくなる場合があります。
また、光に対して過敏になりますので、4~6日くらいは強い光(日光など)をさけて頂く必要があります。

②血管内皮細胞増殖因子(VEGF)阻害薬の眼内注入:ルセンティス・アバスチンの硝子体注入脈絡膜の新生血管がしだいに大きくなるのに、血管内皮細胞増殖因子(VEGF)という物質が働いていることがわかっています。そこで、近年はこのVEGFを阻害する薬を眼内に注入する治療が主流になってきています。この薬は、新生血管を小さくさせて、黄斑の浮腫や出血を減少させる効果があります。VEGF阻害剤にはルセンティス・アバスチンなどの数種類あり、若干の効果の差が認められています。VEGF阻害剤は効きますが、1か月ぐらいで眼内からなくなってしまうため、完全に治るまで数回の注射が必要です。治療期間としては、最初は約1か月毎に3回注入し、その後は状態をみながら治癒するまで注入を続けるという反復投与が推奨されています。
以上のように、近年は光線力学的療法やVEGF阻害剤の注入などの治療法があり、ほとんどの患者さんに効果が認められます。ただし、どの治療も大きく視力を改善するものではなく、視力を維持して、失明を防ぐための予防的な治療です。さらに重要なことは1回で終わりというわけではなく、再発を予防するために、何度も治療が必要ということです。