DISEASE
角膜移植について
◆角膜移植とは
手術は混濁または変形した角膜を除去して、新しく透明な角膜を移植する手術です。移植する角膜は亡くなられた方のご遺志によりいただいたものです。
手術・・・全層移植は混濁した角膜の中央のおよそ7~8mm径を取り除いて、そのかわりに透明な角膜を細かい縫合糸を用いて縫いつけます。術後に乱視はある程度残りますが、眼鏡あるいはコンタクトレンズで矯正することにより、良好な視力を得ることができます。さらに当院では、白内障がある場合、*白内障摘出・眼内レンズ挿入術との同時トリプル手術も可能です。局所麻酔で1時間程度の手術時間でおこないます。
角膜移植術
入院期間・・・通常10日前後
手術後・・・他人の角膜をもらっても、自分の体に馴染まず再度にごってしまうことがあります。これを拒否反応と言います。この拒絶反応を予防するため副腎皮質ホルモンを1カ月ほど投与します。