眼科手術のエキスパート

OPHTHALMIC SURGERY EXPERT

林 研 Ken Hayashi

院長

出身教室
九州大学 医学部 眼科学教室
九州大学大学院医学研究科外科系専攻(病理学)
ハーバード大学
専門医・認定医
日本眼科学会認定 眼科専門医
日本眼科学会指導医
PDT認定医

当院の安全第一の手術を目指すという目標のもと、慎重な手術を心がけています。

当院の眼科手術に対するポリシーは、以前より安全第一の手術を目標にするという事で一貫しています。手術前から綿密な計画を立て、手技の一つ一つのステップを確実にこなしていくことが、難しい症例の手術においても最終的な成功に導くポイントと考えています。そのため、慎重かつ丁寧に手術するということをモットーにしています。最近は難症例が増えてきていますが、どのような症例にも対応していきたいと考えています。
また、近年は全身状態が不良な方や高齢の方の手術が増えてきています。これらの方に対しては、麻酔や鎮静を確実に行うことにより、良好な結果を残していきたいと考えています。特に通常の局所麻酔では難しい方は、麻酔医の管理下に、手術を行うことを始めました。当院の安全第一の手術を目指すという目標のもと、慎重な手術を心がけています。

各手術について

白内障
年間2000例程度施行する白内障手術のうち、99%以上は超音波法で行っており、小さな創で短時間にて終了します。これら通常の症例では、乱視の軽減や術後の屈折誤差を少なくして、よりよい裸眼視力を得るように工夫しています。一方、2割ぐらいは難しい症例であり、これらをどのように上手く完了できるかに力を注いでいます。これまで難症例の経験が多いため、今ではどのような状態にも対応できると考えています。
緑内障
緑内障は、視神経が徐々に傷害されて失明に至る疾患であり、抗緑内障薬の点眼でも悪化していく場合は手術を施行します。緑内障手術は、視野を回復する手術ではなく、さらに術後は一時的に視力が低下することが多いため、最後の手段と考えています。術後に、色々なトラブルが起こりやすい手術ですので、慎重かつ丁寧な手術を心がけています。
角膜移植
角膜移植は、年間50例ぐらいを行っています。昔からの全層移植だけでなく、層別の内皮移植や深部層状移植も行っており、使える視力への回復を目指しています。移植後は、拒絶反応や感染など様々な合併症が起こるため、それらへの対処にも努力しています。

吉村 浩一 Koichi Yoshimura

副院長

出身教室
久留米大学 医学部 眼科学教室
専門医・認定医
日本眼科学会指導医
日本眼科学会認定 眼科専門医

地域の先生方からも手術目的に多数の患者さんを紹介いただいています。そのような信頼にこたえられる手術を目指しています。

各手術について

白内障
白内障手術は濁った水晶体を取り除く第一段階と、水晶体の再建の第二段階があり、水晶体再建は眼内レンズによって行われます。
ほかの眼の病気を持っていたり、けがをした後などの眼はより慎重な対応が必要ですが、当院では多数の症例の蓄積があり、あらゆる症例に対応するノウハウがあります。
網膜硝子体
糖尿病網膜症、網膜剥離、黄斑上膜、黄斑円孔などが対象です。 網膜の病気は放置すれば短期間に失明することもまれではありませんが最近は失明させないことはもちろん、さらにより良い視機能をめざして手術を行っています。

平田 憲Akira Hirata

手術部長

出身教室
熊本大学 医学部
専門医・認定医
日本眼科学会認定 眼科専門医
日本眼科学会指導医
PDT認定医

新しい手術機器の積極的な導入と、治療に対する考え方を常に磨いて、より高いレベルの手術に臨んでいます。

各手術について

白内障
標準化された術式で、合併症のない手術を常に心がけています。
小瞳孔や落屑症候群、外傷後、アトピー合併例など、難症例に対しても、患者さんのストレスなく手術が完結できる環境、技術を整え対応しています。
網膜硝子体
硝子体手術の適応疾患は多岐にわたり、今後も増加しうる領域です。
失明を防ぐ手術から、より良い視力を維持する手術へと考え方も変化してきました。
新しい手術機器の積極的な導入と、治療に対する考え方を常に磨いて、より高いレベルの手術に臨んでいます。

吉田 起章Motoaki Yoshida

診療部長

出身教室
九州大学 医学部 眼科学教室
専門医・認定医
日本眼科学会認定 眼科専門医
PDT認定医

ポリシーは、正確な低侵襲手術と難症例への対応力です。

年間3000件程度の白内障手術を担当しておりますが、1年を通してミスのない正確な手術を行うように心掛けております。また、他院で断られるような難しい白内障手術も、多く行っていて、皆さんに喜んで頂いております。ポリシーは、正確な低侵襲手術と難症例への対応力です。

各手術について

白内障
手術の際に作成する傷口は、通常3ヵ所の所を2ヶ所にし、その幅も1.8mm~2.0mmと通常(2.4mm~2.8mm)よりもかなり小さくしています。手術による侵襲が少なく傷口も外力に強い状態に仕上げていますので、手術後自己管理の必要な外来手術も安心してお受け頂けると考えております。

真鍋 伸一Shinichi Manabe

病棟部長

出身教室
京都大学大学院 医学研究科
専門医・認定医
日本眼科学会指導医
日本眼科学会認定 眼科専門医
トラベクトーム トレーナー
PDT認定医
ボツリヌス治療認定医

複数疾患を同時に抱えた患者さんも多く、各分野にまたがった経験を生かすことでこそ救えるケースも多いと感じています。

眼科自体が専門的分野ではありますが、眼科手術は更に専門化が進んでいます。その様な情勢の中で、白内障、網膜硝子体、緑内障手術を手がけております。各分野で最先端の知識と技術を習得するのは大変なところもありますが、複数疾患を同時に抱えた患者さんも多く、各分野にまたがった経験を生かすことでこそ救えるケースも多いと感じています。

各手術について

白内障
白内障手術は極めて安全性の高い手術となっておりますが、一部では手術が難しい難症例も存在します。普通の症例を合併症なく綺麗に仕上げることは勿論ですが、難症例を如何に綺麗に仕上げて術後良好な視機能を如何に早く出せるかに拘って手術をしております。
網膜硝子体
10年ほど前からほぼ全例で小切開硝子体手術を手がけており、通常症例では原疾患をしっかり治すことに加えて、如何に眼表面への侵襲を減らして術中術後の疼痛を減らすかということに拘っています。難症例に対する硝子体手術においては、一回の手術で治すことを最優先事項に考えて手術を行なっており、そのためには硝子体郭清などの労を惜しまないことが重要だと考えております。
緑内障
この数年で多数の緑内障手術が登場してきましたが、色々な術式が存在するということは、安全かつ効果の高い手術は存在しないことの証左でもあります。現存する各種緑内障手術に精通しておりますので、患者さんの置かれた社会環境や病状に応じて最適と思われる手術を見極め、提供できる体制を整えております。

佐藤 達彦Tatsuhiko Sato

出身教室
大阪大学 医学部 眼科学教室
専門医・認定医
日本眼科学会認定 眼科専門医

「絶対に治す」という気持ちをチームスタッフと共有して、治療に携わっています。

専門としている硝子体手術は、術中のみならず、術後も十分なケアを必要とする疾患を対象としています。「絶対に治す」という気持ちをチームスタッフと共有して、治療に携わっています。

各手術について

白内障
硝子体手術を専門としていますので、MIVS(microincision vitrectomy surgery)との同時手術を行う上で、最も相性が良いと考える耳側角膜切開で白内障手術を行っています。硝子体手術を行う際には眼内の視認性確保が必須条件となりますので、白内障手術時には前眼部に負担をかけないよう心掛けています。結果、白内障単独手術でも術後の患者負担の軽減と、早期のQuality of Visionの改善につながっていると考えます。
網膜硝子体
ほぼ全例25ゲージシステムを用いて行っています。手術システムの進歩と画像診断システムの向上により、次々と新しい知見が得られており、これらの知識をupdateしつつ、常により良い手術を目指し、得られた知見は学術活動を通して発表していきたいと思います。また、「硝子体手術」では、硝子体のみならず、網膜内や網膜下にアプローチする症例も増えてきていますので、これら新しい術式も吟味していきたいと思います。

佐々木 博司Hiroshi Sasaki

出身教室
鳥取大学 医学部
専門医・認定医
日本眼科学会認定 眼科専門医
円錐角膜研究会会員

できる限り丁寧な眼内操作をすることにより、術後早期の視力回復を目指しています。

白内障手術以外に、眼表面の疾患に対する外来手術を担当しています。
具体的には、①円錐角膜・水疱性角膜症に対する角膜クロスリンキング、②流涙症に対する涙道内視鏡を用いたシリコンチューブ挿入術、③結膜弛緩症手術などです。
涙が溜まる症状は不快なだけではなく、見え方の質も下がることが分かっていますので、積極的に治療しています。

各手術について

白内障
できる限り丁寧な眼内操作をすることにより、術後早期の視力回復を目指しています。また、不要な出血をなるべく避け、術後見た目のきれいな(充血や白目の赤みが少ない)状態になるよう心がけています。

宇野 宏一Koichi Uno

出身教室
福岡大学 医学部 眼科学教室
専門医・認定医
日本眼科学会認定 眼科専門医
PDT認定医

より良い術後視機能を達成するよう心掛けています。

各手術について

白内障
通常局所麻酔による強角膜2.4mm小切開白内障手術を行なっています。小切開手術により術後炎症、術後乱視の発生を最小限にすることができます。また近年開発の進む多彩な高性能眼内レンズを使用することにより、より良い術後視機能を達成するよう心掛けています。

永岡 卓Taku Nagaoka

出身教室
兵庫医科大学 医学部
専門医・認定医
日本眼科学会認定 眼科専門医
PDT認定医

手術だけではなく、術前の不安や術後のケアにも重点を置いて治療を行っています。

各手術について

白内障
ほとんどの眼科の手術は患者さんの意識がある中で行われる局所麻酔下での手術です。そのため手術は「痛いのではないか」、「目を触られるところが見えてしまうのではないか」といった不安を抱いているものと思います。その不安にもっとも配慮した手術を意識しています。患者さんの意識があるからこそ手術中に痛みや異変があるかどうかを確認することができ、手術の進行状況を伝えることもできます。安心して手術を受けていただくよう自身の知識や技術を高め、より良い治療を提供したいと思います。
網膜硝子体
硝子体手術は眼科手術の中でも、高度な技術や戦略が要求される手術のひとつです。手術機器や手技の開発が日々進化してきており、術者はこれらを獲得することが求められています。その結果、患者さんはより短時間で苦痛が少なく、術後回復の早い手術が受けられるようになってきています。手術だけではなく、術前の不安や術後のケアにも重点を置いて治療を行っています。

林 俊介Shunsuke Hayashi

出身教室
慶應義塾大学 医学部 眼科学教室
専門医・認定医
日本眼科学会認定 眼科専門医

当院の安全第一の手術を目指すというポリシーに従って、慎重かつ丁寧な手術を心がけています。

各手術について

白内障
当院の安全第一の手術を目指すというポリシーに従って、慎重かつ丁寧な手術を心がけています。手術の各段階を確実にこなしながら、良好な結果を得たいと考えています。現在も、白内障手術においては良好な結果を得ています。

高木 馨子Keiko Takaki

出身教室
九州大学 医学部 眼科学教室
専門医・認定医
日本眼科学会認定 眼科専門医
PDT認定医
ボツリヌス治療認定医

手技的には安全第一かつ冷静に臨機応変に対応したいと考えています。

眼科医として多くの手術をさせていただきましたが、患者さんにとっては、一生に一度の経験かもしれず、術前後の説明、術中の声かけなど不安を軽減できるよう努め、手技的には安全第一かつ冷静に臨機応変に対応したいと考えています。

各手術について

眼瞼下垂
眼瞼下垂は、近年高齢化やコンタクトレンズの長期装用により増加しており、視界が遮られて、日常生活に支障をきたすだけでなく、頭痛や肩こりの原因になることもあります。当院では、視機能の回復目的の眼瞼下垂手術を行なっております。眼瞼下垂手術の他に、余剰皮膚切除や内反症の手術、睫毛乱生へのジアテルミー、眼瞼痙攣に対するボトックス注射も施行しています。しかし、当院では美容形成的な目的の眼瞼下垂手術は行なっておりませんので、ご注意下さい。
涙道
涙道閉塞は、流涙の症状のみではなく視機能も低下させます。涙道閉塞に対し基本的に当院では、涙のう炎を併発していない症例及び頻回涙洗・投薬で消炎を図れる症例に涙道形成+涙管チューブ挿入術を施行し、炎症のつよい方には涙のう鼻腔吻合術DCR(鼻内法、鼻外法)を行っております。

渡邉 志穂Shiho Watanabe

出身教室
久留米大学 医学部 眼科学教室
専門医・認定医
日本眼科学会認定 眼科専門医
ボツリヌス治療認定医

症状を適確に診断する為に、種々の検査を行い、最良と思われる術式を選択し戻り(斜視の再発)が最小限となる様に、細心の注意を払って手術を行います。

各手術について

斜視
斜視専門医が手術に対応します。斜視手術には、戻り(斜視の再発)の問題がありますが、最小限となる様に行っています。また、麻痺性斜視に対する眼筋移動術や甲状腺眼症の手術も行っています。