メガネやコンタクトレンズに煩わしさを感じている方へ
林眼科病院のICL手術
眼内コンタクトレンズのご案内



眼科専門病院の林眼科病院だから
安心のICLが実現
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手術経験豊富な医師による
安心・安全な手術 -
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林眼科病院だからこそ
術後のアフターケアも安心 -
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最先端の手術設備で
高精度な手術
角膜を削らない
最新の視力矯正治療「ICL」
ICL(アイシーエル)とは、「眼内コンタクトレンズ」とも呼ばれ、
小さなレンズを眼の中にインプラントし、近視・乱視を矯正する治療法です。
ICLとは
ICL(眼内コンタクトレンズ)とは、水晶体を残したまま、角膜を削ることなく、目の中にレンズを挿入することによって屈折異常 (近視・乱視)を矯正して裸眼で見えるようにする手術です。
ICL(眼内コンタクトレンズ)とは、Implantable Contact Lensの略ですが、このImplantableという言葉は、歯科でインプラントなどでも使われている挿入できるという意味です。つまり挿入できるコンタクトレンズ、これが眼内コンタクトレンズの言葉の始まりです。
ただし学術誌などではImplantable Collamer Lensと記載されています。 医学的にはこちらが正しい言葉で、Collamer (コラマー) はICLの素材のことです。
今日、海外では一般的にICLと呼ばれ、日本ではICL(アイシーエル)よりも眼内コンタクトレンズと呼ばれることもあります。
ICL適応と禁忌
適応
- 21歳~45歳の方
- -3D~-18Dの近視の方
(-6D未満または-15Dを超える近視は慎重に適応)
禁忌
- 妊娠中または授乳中 (ピル内服については不可)
- 眼の形状や病態、 全身疾患などから医師が不適応と判断した場合
林眼科病院のICLが選ばれる理由
白内障手術年間7000例を超える
林眼科病院だから
安心・安全なICL手術をお約束します
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手術経験豊富な医師による
安心・安全な治療
林眼科病院には、現在本院は、常勤医師20名、非常勤医師7名で、外来は12の診察ブースで外来診療を行っており、外来患者数は1日平均420名を越えています。手術件数は、2023年が白内障7,157例、網膜硝子体手術1,070例、緑内障手術420例、角膜移植39例などと多くの症例をこなしています。
それぞれの眼科領域の分野での高い専門性を活かし、手術前検査から手術後のフォローまで整っています。
また、当院では、認定医同士で定期的に情報を共有し、患者様へより良い医療を提供できるように努めています。

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林眼科病院だからこそ術後の
アフターケアも安心
手術後の生活で注意していただきたい内容についても丁寧に説明いたします。
ICL(眼内コンタクトレンズ)は半永久ですが、術後も年に一度の術後検診をおすすめしており、末永く大切な目の健康を維持できるようお手伝いをさせていだきます。

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最先端の手術設備で
高精度な手術
当院の手術室は感染症対策に最大限配慮し、滅菌機器・設備を十分に揃えており、空中浮遊物微粒子測定、風速測定のいずれにおいてもNASA規格10000クラスを満たす高いレベルでの衛生管理に取り組んでいます。
ICL(眼内コンタクトレンズ)は安全性が評価されている手術ですが、内眼手術である以上は感染症や合併症のリスクが伴います。
当院では安全・安心な手術を患者さまへ提供するために、医師の技量だけでなく、手術を行う環境にもこだわっています。


センチュリオン
水晶体を超音波によって粉砕、摘出だけでなく、術時の安全性に影響を及ぼす「眼内の圧力(灌流圧)」を適切に維持し、手術の効率性・安全性を向上させます。

手術顕微鏡
執刀医の肉眼では見えない微細な部分まで高画質観察でき、医師の技術との相乗効果により繊細で精密な手術が可能となります。
万一の不測の事態にも対応できる手術手技・院内体制
ICL手術は、安全性の高い手術ですが、眼という非常にデリケートな感覚器を扱う手術であることは変わりません。
可能性は低いですが、万一不測の事態が起こり、合併症として仮に眼内炎が誘発された場合には「硝子体注射(抗菌薬の投与)」や「硝子体手術」により、眼内炎の原因となる眼内の細菌や炎症産物の除去が必要となります。
また当院では、眼科手術内で最も難しい領域の中の一つである硝子体手術も得意としており、そのようなケースにおいても迅速に対応できる技術と設備が御座いますので、安心してお任せください。
ICL治療を選択する4つのメリット
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01
強度の近視や乱視にも対応
幅広い度数に対応したレンズ(ICL)を眼球内にインプラントするため、強度の近視や乱視でも矯正することができます。範囲は広く、ほとんどの人に対応が可能です。
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02
日帰り手術で仕事も早期復帰可能
ICL手術は入院の必要がない日帰り手術です。手術当日はかすんではっきり見えませんが、手術翌日にはかなり鮮明に見えるようになるので、術後翌々日から仕事に復帰が可能です。
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03
お手入れ不要。取り出すことも可能
目の中のレンズは、くもったり汚れたりしないので、日々のお手入れやメンテナンスは不要です。レンズを取り出して元の状態に戻すことも可能です。
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04
近視の戻りが少ない
近視の戻りとは、術後に視力が以前の状態に戻ってしまう事をいいます。ICLは角膜を削らないので長期的に安定した視力が得られます。
ICLのデメリット
- 手術費用が高い
- 実際の手術までに待機期間がある
- ハロー・グレア・光の輪
- 術後、まれに追加治療を要する
- 手術前後のケアの重要性
- 手術費用が高い
- ICLは完全なオーダーメイドのため、他の矯正手術より費用は高くなります。また、レンズ注文後の返品、返金もできません。
- 手術までの待機期間が長い
- 発注したレンズが到着次第、手術を行います。早ければ検査3週間後に手術が可能ですが、度数によっては2~3か月お持ちいただく場合があります。
- ハロー・グレア・光の輪
- 手術後、軽度のハローやグレアのほかに光の輪が見えることがあります。ただしこの症状は術後1か月でほとんど気にならなくなります。
- ICL手術後、まれに追加治療
が必要になることがある - ICL手術後にレンズの度数やサイズが合わない場合はレンズの入れ替え、乱視付きのICLでは手術後にレンズの乱視軸の合わせなおしが必要になることがあります(詳細はFAQをご覧ください)。
ICL手術の流れ
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術前
1回目適応検査 (同意説明)スクリーニングによる検査と散瞳による眼底検査を含めた診察を行い、ICLの適応の有無を確認し、手術希望があれば同意説明を実施します。 ※適応検査時は可能であれば受診3日前からコンタクトレンズを除装して頂ければより的確な検査が実施可能です。(当日コンタクトレンズも持参してください。)
- 支払い1回目
- 適応検査料 11,000円
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術前
2回目術前検査(日程決め)ICLのレンズを決定するため、48時間効果が持続する散瞳剤を使用した上で精密な検査を行い、しっかり度数を決定していきます。度数決定のためには、ハードコンタクトレンズは3週間、ソフトコンタクトレンズ1週間、乱視用ソフトコンタクトレンズ2週間の除装が必要になります。
- 支払い2回目
- 眼内レンズ代金 両眼 320,000円~360,000円
手術日程の予約
レンズオーダー乱視用のレンズについては手術の希望について再度確認し、手術日の予約を行います。手術は日帰り手術です。その後、検査結果をもとに患者さんの度数に合わせたレンズをオーダーいたします。 ※検査後レンズのオーダーを行いますのでレンズ代金をお支払い頂きます。レンズ注文後のキャンセルについては、特注レンズのため、いかなる場合もレンズ代金は返金不可となります。
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手術日
手術当日 (両眼で約20分)手術は局所麻酔、必要に応じて低濃度笑気麻酔や鎮静剤を用い、苦痛が少なくリラックスした状態で行えるように致します。術後はサングラスなど目を保護した状態で帰宅していただきます。散瞳剤や麻酔薬を使用しているため、車の運転でのご来院はお控えください。 ※適応検査、レンズ代金を事前にお支払い頂いておりますので、手術日には残金のみお支払い頂きます。
- 支払い3回目
- 残金 329,000円~399,000円
※この料金に関してはローンをご利用可能です
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手術後
術後定期検査術後の定期検査は翌日、1週間後、1か月後、3か月後、6か月後に行います。 ※当院では、別の眼科の病気にかかったとしても、眼科全般の治療が可能ですので安心です。
- 無料
- 術翌日、術後1週間、1か月、3か月、6か月検診は料金に含まれる
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STEP 01
目薬タイプの麻酔を点眼し、
角膜を3mmほど切開します。 -
STEP 02
切開した部分から長細く筒状に織りたたんだレンズ(ICL)を挿入します。
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STEP 03
広がったレンズを虹彩の下で
固定します。
アフターケア
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CARE 01
適応検査と日本眼科学会
専門医による診察屈折・視力検査から角膜形状、前房深度、眼底検査など詳細な適応検査を実施。その結果をもとに経験豊富な日本眼科学会認定眼科専門医が、ICLが受けられるか、またどんな手術が最適かなどを判断します。
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CARE 02
綿密なカウンセリング
詳細な適応検査と医師の診察の結果をもとに、専任のカウンセラーがマンツーマンで手術に対する不安や疑 問点などについて、親身になってお答えします。
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CARE 03
徹底した術前検査
術後の視力を決めるために重要な視力検査などを再度詳細に行い、ICLのサイズや度数を決定し発注します。手術日は予めご希望をうかがい仮予約致します。レンズ到着が確定した時点ですぐにお知らせ致します。
費用・料金
適応検査費用 | 適応検査 11,000円 (片眼、 両眼ともに) |
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手術費用 (近視のみの場合) |
片眼 330,000円 |
手術費用 (近視 + 乱視の場合) |
片眼 385,000円 |
- ※一部ローンもご利用いただけます。詳細はご予約の際にご相談ください。
- ※適応検査費用は、手術を受けられた場合手術費用に含みます。
- ※術前検査後、レンズのオーダーをしますので、その際にレンズ料金のみお支払い頂きます。
レンズ注文後のキャンセルは返金不可となります。 - ※手術費用は乱視の有無により違います。
- ※手術費用には術前検査および術後定期検査費用も含まれております。
手術執刀医のご紹介
ICL手術は、国内で安全に普及する取り組みとして、認定医(ライセンス)制度が導入されています。林眼科病院では、院長の林研医師をはじめ、3名の認定医がICL手術を執刀いたします。
当院の認定医は白内障、網膜硝子体、角膜、斜視など、それぞれの専門分野を持った医師ですので、フォロー体制も整っています。また、認定医同士で定期的に情報を共有し、患者様へより良い医療を提供できるように努めています。

理事長兼院長
林 研
Ken Hayashi

- 出身教室
- 九州大学 医学部 眼科学教室
九州大学大学院医学研究科外科系専攻(病理学)
ハーバード大学 - 専門医・
認定医 - 日本眼科学会認定 眼科専門医
日本眼科学会指導医
PDT認定医/ICL認定医

医局長
宇野 宏一
Koichi Uno

- 出身教室
- 福岡大学 医学部 眼科学教室
- 専門医・
認定医 - 日本眼科学会認定 眼科専門医
PDT認定医/ICL認定医

佐々木 博司
Hiroshi Sasaki

- 出身教室
- 鳥取大学 医学部
- 専門医・
認定医 - 日本眼科学会認定 眼科専門医
円錐角膜研究会会員
ICL認定医

ICL関連動画
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EVO ICL Lens
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眼内コンタクトレンズ挿入
よくある質問
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適応検査のための診察の予約はどのようにしたらよいでしょうか。
ICL認定医の診察日にて行いますので、予約が必要にて午前8:30受付、もしくは午後13:30の受付にてご来院頂く事になります。
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手術はいつ行っていますか。
ICL認定医の手術日に行っており、月曜日~土曜日となります。
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手術は検査後すぐにできますか。
通常術前検査後約1か月後を目安に予定が可能です。ただし、乱視の特注製作レンズの場合、国内外に在庫がない場合には約2か月以降が目安となります。
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ICLの手術を受けると老眼になるのが早まるのでしょうか。
ICLの手術の有無にかかわらず、老眼になる時期は変わりません。
老眼になるということは、遠近のピントを合わせる能力が衰え、近くを見るときの調節がうまくできなくなる状態です。日本人では老眼は45歳ころから自覚されることが多く、老眼により手元が見にくい場合は老眼鏡の使用が必要となります。 -
ICLレンズを挿入により異物感を感じることはありますか。
通常のコンタクトレンズの場合レンズを角膜の上にのせるため異物感がありますが、ICLレンズの場合は眼内に挿入するので、異物感を感じることはありません。
また、コンタクトレンズのようなゴロゴロ感や目の乾きを感じないので、手術後は快適に過ごしていただけます。 -
手術時や術後に痛みがありますか。
手術時は局所麻酔、必要に応じて低濃度笑気麻酔を用い、痛みを含め苦痛が少なくリラックスした状態で行うので痛みはほとんどありません。まれに手術器具による圧迫感や不快感が生じる場合がありますが、これは痛みといえるものではありません。術後は基本的に痛みを感じることはありません。
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ICL手術後、いつからお風呂に入ることができますか。
洗顔、洗髪は手術後3日目からの可能です。
手術当日は、肩から下のシャワーは可能ですが、眼に水や異物が入ったりこすったりしないようにご注意ください。顔は眼の周りを避け濡れタオルで拭く程度にしてください。その他の生活についてはこちらをご参照下さい。 -
ICLの手術後、どのくらいで視力が安定しますか?
手術の直後は眼の中の若干の炎症のため見えにくい場合がありますが、通常は翌日から1週間ほどで良好な視力が期待できます。
重要な安全情報
眼内コンタクトレンズ(有水晶体眼内レンズ)治療は強度近視の矯正に適しています。適応は-6Dを超える近視とし、-15Dを超える強度近視には慎重に適応を検討することとなっています。患者様がこの範囲の近視であれば、治療により眼鏡やコンタクトレンズ無しでの良好な遠方視力に矯正されます。なお眼内コンタクトレンズ治療は遠方の見え方を矯正するものであり、老眼を治療するものではありません。老眼鏡を既に使用していた方、又は潜在的に老眼だった方は、近くを見るのに老眼鏡が必要になります。
眼内コンタクトレンズ治療は手術療法です。手術には潜在的なリスクが伴います。リスクの詳細については、ICL認定クリニックを受診して相談することをお願いします。非常に稀ですが、炎症や角膜内皮減少、高眼圧、白内障などの合併症が起こった場合は追加の手術処置が必要になることがあります。
下記に該当する場合は眼内コンタクトレンズ治療を受けられません。
- 医師が眼の形状が眼内コンタクトレンズの移植に適当でないと判断した場合
- 妊娠中、あるいは授乳期間の女性
- 角膜内皮数が年齢に対する基準値を下回ると医師が判断した場合
- 視力が不安定であると医師が判断した場合
眼内コンタクトレンズ治療を受けるために、認定クリニックを受診して十分な検査を受け、治療の潜在的なメリットやデメリット、合併症、術後の回復期間等について説明を受け疑問点を相談して下さい。 さらに治療に関する情報が必要な場合は、こちらの安全情報の確認をお願いします。
(スターサージカル株式会社HP 引用)