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DISEASE

角膜移植

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角膜移植の最前線~角膜内皮移植術

◆角膜内皮移植術

全層移植からパーツ移植への移行で、拒絶反応や合併症のリスクが軽減した角膜移植へ

角膜は目の表面にある透明な膜で、その構造は大きく5層にわけられます。角膜移植手術は、異常が浅い部分であれば表層角膜移植、深い部分であれば全層角膜移植という形で行われるのが通常でした。しかし最近では負担の少ないパーツ移植、角膜内皮移植へ移行してきています。林眼科病院では国内でも他にさきがけて、角膜内皮移植に積極的にとりくんでいます。これは拒絶反応も少なく、全層移植の場合ですと、10年くらい経過すると次第に内皮細胞が傷むことによって再移植の必要がありましたが、そのリスクを軽減することができます。

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  • 術後